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バリの猫専門病院には優しいドクターが2月26

 子猫の様子が変という、前回の続きなんですが

出勤して来たドラちゃんに

お医者さんへ行く!

と告げます

 

ドライバーのクマさんが車を回して来てくれて

小さな体をタオルに包んで

祈る気持ちで獣医さんへ

最初に行ったところは犬専門で 

猫専門の獣医さんの医院を紹介してもらって

(そうなんや〜〜犬と猫は別なんや〜)

この道の先に猫の病院があります

この木戸の向こうが猫病院

 

なかに入ると,庭には木々が茂り温かい太陽の光のなか

猫が数匹、のどかにまったりとくつろいでいます

 

まさに猫の家,幸せな世界やなあ〜〜と思えるほど

自然のなかの猫たちは穏やかに見えました

 

病室の入り口です

やはりバリですね〜〜

日本では最近の動物病院っていえば、モダンな建物,清潔な院内が当たり前

 

ドクターは、まだ出院してきてないようで、待ちます

 

診察台に乗せると、不安そうに立ち上がりますが、動く元気はない

ドクターがやって来てくれて、穏やかな笑顔で話を聞いてくれます。

優しそうなドクターにホッ

 

多分ウイルスだと思います。

と,とても残念そうにドクターは言います。

これは猫だけがかかるウィルスで、

たいていは死んでしまうそうです

 

ちゃんとした検査を受けるには

デンパサールの病院へ行かなければ分かりませんが

もしウィルスだと分かっても

子猫だと生きる確率は10%位しかないので

「安楽死の注射しますか?それとも薬投与して奇跡に掛けますか?」

を選ぶ事になりますよ。

 

入院して点滴とかで栄養補給した場合でも、

生きられる保証はないんです。

その猫の力によりますよね

 

それに入院費用も高いですしね~~

(まあ高いお金も無駄になると思いますが,

そこはまあー

それも気が済むなら…それもね~~)という意味も含んでいるようです

幾ら位ですか?

~1週間入院でだいたい

5ジュッタ(約5万円)位です

 

穏やかなドクターは丁寧に丁寧に説明してくれます。

 

猫だけがかかる、”このウィルス”は

子猫のうちにワクチンを打っておけばかからないですが

かかってしまったら治す薬はないんです。

 

しかも、このウィルスは土のなかでも2年生きますから、

またかかる恐れもあるし、

猫から猫への伝染力も強いですので、とても怖い。

でも人へや犬へなど他の動物には感染しません

 

かなり脱水症状も重いですから、

もし私のところで何か治療するなら

点滴を今からして栄養を付けて

お薬をあげますから、食事さす10分前に薬を蜂蜜水に溶かせて、

スポイトで飲ませて下さい。

 

それで様子を見て、この子の生命力に掛ける事位しかできませんが、

どうしますか?

 

それでも高く付きますが…

 

遠慮気味に、この誠実なドクターは説明してくれるのです。

 

幾ら位ですか?

 

10万ルピア(千円ほどです)

 

OK〜!大丈夫です!お願いします~~!

 

”ぼく、しんどいねんけど〜

ぼくの命の値段を相談してるん?!”

 

診察台で横たわりながら

私たちの話に耳を傾けているようで

なんかね〜〜ごめんね〜〜〜

 

点滴してもらって、薬をもらって

お礼を言って…

 

「写真撮ってもいいですか?」

…こんな時に…記念撮影? ねぇ~~自分の神経も、”なん”ですが

 

いいすっよ、っと快く笑顔でポーズ

 

アシスタントの青年とドクター

 

こういう事って,日本ではあまりにも不謹慎な気がして

ようお願いしませんが、

なんででしょうね、バリではいつも、

私が病気になって、うんうん苦しくってても

友だちが高い熱でうなされている時でも

バリのドクターのところへ行って一通り治療が済むと,

気楽に冗談言ったり

憧れのスターに

写真撮らせてもらうように,

写真いいですか?

「ヤァーヤァーオッケー、OK牧場!」とにこやかにポーズ取ってくれるもんですから、

もう治ったように心は軽くなり、嬉しくなるんです。

 

バリの人の笑顔がもたらせてくれる安心感って,

どんなに偉い職位の人でも

近寄りがたいとか、こっちの気が引けるとかあまり感じたことはないですね

 

タオルに包んだこの子に生命力があって

病気に打ち勝ってくれる事を祈るのみで

 

部屋に戻ってきましたが…

 

結局そのまま2時間ほどのち

看護のかいもなく天に召されていきました

 

たった10日間しか一緒に過ごさなかったこの子猫の死は

悲しみや喪失感は、想像以上に深いものでした

 

目の前で死に逝くものを看取るとはこれほど

辛いものなのか…

それとも、この悲しいという感情は、

いったい、どこからくるものなのだろうか…

 

むか〜しむかし本も読んで映画も観たのですが

「ネバーエンディング・ストーリー」…ミヒャエル・エンデの有名なファンタジー物語

内容は、

虚無による崩壊の危機に瀕した世界、

ファンタージェンを救うため、

草原の勇者アトレイユが旅立つといった冒険小説なんですが、
そのなかで愛馬アルタクスが、

”悲しみの沼”に、ずるずる沈んでしまうシーンがあります。
”悲しみ”や”憂い”というものは、

悲しみを持つ者を、そうやって底なしの沼に、のみ込んでしまう…
そのシーンが記憶の奥から蘇り、

ほんまに、そう感じるようでした。

しかし余談ですが
「ネバーエンディング・ストーリー」ってよくできた物語だと思いますね。

学ぶ事がいっぱいありました。

 

 

短い間私を癒してくれた、このかわいい性格の生き物への

深い思い

暫くの間気力が失せて、体に力が入らない

部屋にいるだけで、辛くって落ち着かない

バルコニーの扉も開けるのも、悲しみの風を入れ込むようで

辛かったです

 

まあ〜そんなこんなで,今はすっかり元気になってご報告

 

困りますね~~

 

世の中には、もっと辛い状況で耐え忍んでいる人もあるのに…


バリの猫専門病院には優しいドクターが へのコメント

  • キョウコ より

    私もバリで、猫ちゃんたちとずっと過ごしてたときがあります。
    電話をしたとき、いちばん可愛がってたコが電話口の向こうで、ニャンニャンないてくれて、そのあとまもなく、交通事故でなくなったこともありました。
    また、生まれ変わっておいで~!!

    • ラグラグ★いつ子 より

      ☆kokoさん

       子供の頃から,我が家にはいつも猫がいました。
      記憶を辿っても数えられないほど猫が次から次へと
      死んではまた新しい猫,いなくなっては
      また違う猫がどこかから,住み着いて。。

      それでも、何故か特別な子がいるんですね。
      きっとそれらは姿を変えて生まれ変わって来ている気がします。

  • よし より

    抱いている手の中でだんだん冷たくなっていくのを経験しました。(ネコも人も)
    僕にはなあ~んにもできませんでした。
    ちょっとウルッとして、それでも我慢して。
    神様か仏様かわかりませんが、呼んでくれたと思うことに。

    ウーン、僕ってバリ人化してるのかしらん?

    • ラグラグ★いつ子 より

      ☆よしさん

       よしさんも、猫が好き、バリは好き、人間が好き
      ですね〜〜

      歳のせいか最近は涙腺が弱くなって、
      ウルッもあれば,ホロホロも…
      この子が死んだ時は,”この深い悲しみはどこから?”
      悲しみに弱くなりました。
      でも忘れるのも早い…それ救いです(てへぇ)

  • よし より

    ひょっとして、ここはロットゥンドゥのVillaKittyではないですか?
    行ったことはないですが、宿のスタッフから聞いたことあります。

    • ラグラグ★いつ子 より

      ☆よしさん
       
      あの時、かなりパニクっていましたので、
      どこへ向かっていったのか覚えてなかったので、
      ドライバーのクマさんに聞いたら、さっすがーーー
      ロットゥンドゥです!VillaKittyか名前は…
      ちょっと知らないですが…
      よしさん、なんでもよー知ってはりますね(尊)

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